誰にでも苦手なことがあります。

 

嫁さんは大阪の人では無いので
人に笑われることを非常に嫌います。

  

結婚前に私に告白したのは

 

『算数は分数から分からなくなった』

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こういう人の言い分は面白いですね。

 

『普通に生活して分数なんか、いらんやん』

 

出た!!
でも普通はルートとかコサインとか
もうちょっと上のランクで言うことやけど

 

一応説明を試みてみます。

 

『分数は毎日使っとるで!!
割勘とかケーキ切ったりするやん』

 

すると
『それ、割算やん』

 

その頃はフォローもしていました。

  

『そや割算できればええねん
生きていける。一緒や一緒や!!』

  

結構、気も使いました。

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昨日は夜、家族で居酒屋に行きました。

 

いつも私が頼むのは

 

『ホッケ』

  

この店の物は大きいです。

 

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いつも頼むので

 

娘も好きになりました。

 

『これ、あったら他いらんわ』

 

食べ方も上手になり綺麗に食べます。
半分以上は娘の胃袋に入りました。

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その様子を見ながら嫁さんがボツリ

  

『ここの店、ホッケのハーフってあるけど
どうやって半分にするんやろ？』

  

何が言いたいのか分からないので
私と娘が放っておくと

  

『まさか頭の部分と尻尾の方では
半分にせんやろうから

 

右と左、でも肉厚が違うから
どやっても不公平になるやん』

 

そこで視線がこちらへ向かってきます。

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ここは怒らせた方が面白いので

  

わざとゆっくりと

  

『ホッケもな

 

大きいのと

 

小さいのが

 

居るんやで

 

ほんでハーフやなくて

 

ハーフサイズやで』

  

今度は私の視線が娘へ

  

娘はニヤリ
食べる手を止めません。

  

案の定
『馬鹿にして!!』

 

これでいいのだ

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追記

 

私がお客様にお伝えする。

 

『家賃は半分で大丈夫です』

 

とお伝えする時の殆どは

 

契約時に支払う日割家賃の事で
毎月の家賃が半額になるわけではありません。

 

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